カレーに匹敵する人気プレート、シチューの味の新展開

日々空きが深まる季節になると、だんだん体が温まる料理がおいしい季節になります。

この季節といえば、寄せ鍋、キムチ鍋などの鍋料理やおでんでしょうか。

他にも、夏場は何かと食べていたカレーの頻度に若干混じってシチューが台頭してくるのもこの時期からではないでしょうか。

 

例えば、週半ばと週末にはなんとなく食べたくなるカレーのどちらか一方がシチューに代わってみたりとか。

それにしてもカレーライスって、なぜに週末になるとなんとなく作ってやろうかな?という気持ちが湧いてくるのでしょう。

カレールーさえ割って入れれば味が決まるというお手軽さが週末に向けてせめて食事作りくらいはラクしたい主婦心をくすぐるのか、それともインドに勝るとも劣らないカレー大好き国日本人のDNAの中に、実はすでに「週に一回はカレーライス」という信号が組み込まれてしまっているのか…。

 

かくいう我が家もカレーのレシピは比較的頻繁。大人も子供も喜ぶ上に一皿でちゃんとバランスよく栄養とおいしさを実現できるという、まさに理想のワンプレート。

しかしながら、ここに現れるのが、同じくワンプレートの王者、シチュー。

 

同じ家、同じ食生活で暮らす家族だというのに、我が家の好みはなぜかカレーとシチューで真っ二つに分かれます。そう、カレーを作っているとシチュー派からは「えぇ〜カレーだけ———?!」とブーイング。

 

そうかと思えばシチューを作ればカレー党から「えぇ〜〜カレーもーーー!」と大クレーム。

結果仕方なく我が家ではカレーとシチューを別鍋で同時に作るという、別に夏シチューを食べたって悪いことはないのだけれど、季節感も何もあったものではありません。

 

シチューも最近はいろいろな種類が出ているもので、シチューと言えば生クリームか牛乳のホワイトシチューだけでなく、コーンクリームの味をつけたコーンシチューやカボチャの味のパンプキンあたりまでは理解できるのですが、ビーフシチューにトマトシチュー、なんとカレーシチューなるものまで出てきているとは。

ビーフあたりから色的にだいぶ遠ざかったと思ったら、トマト、さらには最大のライバルであるはずのカレーまでまさかのコラボレーション

 

。つくづく、料理の世界は奥が深いものです。